丸森町・村田町/繭型の蚕神石塔

丸森町の猫神を研究されてる石黒さんよりの情報提供です。

宮城県では、繭の形を彫っている石碑は非常に少ないですが、これらを含めて今のところ3基あります。

●大黒堂/宮城県伊具郡丸森町耕野

「蚕神」石碑
蚕の字の左右にも、小さい繭形が有ります。写真では見え難いです。
明治22年(1889)、9人の女の人が、蚕神講を作って建てたものです。

 

●龍泉院/宮城県柴田郡村田町関場

「養蠶大神」の石碑
右に「明治庚寅仲秋吉旦」、左に「講中發願建設」と彫られています。
明治23年(1890)に講で建てたものです。世話人とか、個人名は彫られていません。
龍泉院は。曹洞宗の寺院ですが、養蚕にご利益があったのかは、わかりません。
高さは98センチ、幅64センチ。繭の大きさは、縦77センチ、幅38センチ。

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