秩父市(3)内田家住宅「繭の家」

●内田家住宅「繭の家」/埼玉県秩父市蒔田(まいた)891


享保16年(1731)建設、入母屋造で養蚕用に中ニ階の通風・採光を計るため茅葺屋根の表側を切り上げてあります。
南側に15畳2部屋と10畳1部屋 と土間と厩 とても大きなお宅でした。


「二階は中央部を除いて養蚕に使用できるようになっています。
秩父地方の大規模な養蚕農家の特色がみられ、細部の手法・意匠もすぐれた民家です。
保存修理工事では、養蚕最盛期の姿である幕末期の姿に復原しました」


養蚕道具はオブジェとして展示されていました。


「春のおいでくだ祭」
秩父市一軒の養蚕農家「影森養蚕所」の展示もありました。
(田中)

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